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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 劇場版 SPY×FAMILY CODE: White
製作国
上映時間110分
劇場公開日 2023-12-22
ジャンルアクション,サスペンス,コメディ,アドベンチャー,アニメ,ファミリー,グルメもの,スパイもの,TVの映画化,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 最近のテレビアニメはほとんど見ないのだが、この「SPY×FAMILY」はこれまで放送された3クール分すべて楽しく見た。中でも、豪華客船(プリンセス・ローレライ)編は全編見終わって映画一本見終えたような満足感があり、すごく面白かった。でも、だからと言って劇場版である本作にはあまり期待していなかったのだが、印象としてはいつもの「SPY×FAMILY」の拡大版という感じで、まあ予想通りではあるが、それなりに楽しめる。でも、元々、テレビアニメからして主人公ロイドが目的を達成したら終わるのだろうという予想がある程度できるシリーズではあるが、そのロイドが任務のために作った偽装家族の日常を描くことによって「クレヨンしんちゃん」に近い印象もあり、とくに今回の劇場版はアーニャがマイクロフィルムの入ったチョコを食べたことからフォージャー家が事件に巻き込まれるところは「暗黒タマタマ大追跡」っぽいし、ほかにも少し劇場版「クレヨンしんちゃん」からの影響が感じられる部分が多かったような気がするが、そこはあまり気にせずに見られた。でも、ロイドのオペレーション〈梟〉からの解任問題は結末が分かっているとはいえ、もう少し緊迫感を持って描いても良かった気がするし、逆にヨルがロイドに浮気疑惑を抱くところはヨルの普段の天然さが良く出ていたものの、その部分は少し冗長に感じてしまった。アクションシーンなどの作画は非常に丁寧で迫力があり、見ていて飽きない。ヨルとタイプFが戦うシーンは「ターミネーター2」みたいだったけど、見ごたえはあったと思う。ロイドもヨルもさしてアーニャに正体を隠そうとしていないのはさすがに気になるが、原作やテレビアニメとの整合性よりも劇場版としてのイベント性を重視した結果だろうと思えばなんとなく許せてしまう。最後にもう一つ、エンドロールで主題歌が2曲流れるのだが、歌っているアーティスト的にもオープニングとエンディングに一曲ずつ流したほうが良かったのではないか。見終わった直後は5点かなとも思ったが、まあ6点を。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2024-12-08 20:00:17)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 5.64点
作品の点数分布
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317.14%
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6750.00%
717.14%
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作品の標準偏差 1.39
このレビューの偏差値 51.84
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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