Menu
 > 作品
 > イ行
 > 伊賀忍法帖
 > イニシャルKさんのレビュー
伊賀忍法帖 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 伊賀忍法帖
製作国
上映時間100分
ジャンルアクション,ファンタジー,時代劇,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 角川が「魔界転生」に続いて山田風太郎の小説を映画化した作品。本作も「魔界転生」のような雰囲気があり、二匹目のドジョウを狙って作られた映画なのだなとまるわかりなのだが、いうほど面白くなくはないとは思うものの、「魔界転生」と比べるとインパクトがなく、だいぶ落ちる印象があるし、二番煎じ感も強い。とはいえ、悪役となる五人の妖術師はしっかりキャラが立っていて、この後、「超電子バイオマン」でも悪役を演じることになるストロング金剛の存在感が中でもやたら際立っていて印象的だった。反対に佐藤蛾次郎は源ちゃんのイメージが強いせいか、頑張ってはいるんだけど、妙な違和感が最後まであった。それよりも「ラストサムライ」以前の福本清三がチョイ役でなく本格的に悪役として出演しているのがこの当時の作品としては意表をついていて驚かされるし、また同時に妙に嬉しくもある。中尾彬はだいたいいつもこんな感じなんで安心感を持って見ることができた。(千葉真一も。)ただやはりそんな個性的な悪役たちがあっさり倒されていくのはもったいない気がする。これがデビュー作の渡辺典子は薬師丸ひろ子や原田知世とともに角川三人娘と呼ばれるアイドルであるが、三人の中では映画よりもテレビに出てるイメージがいちばん強い。映画では「セーラー服と機関銃」や「時をかける少女」のような代名詞的な代表作が見当たらず、角川のアイドルとしてはあまりブレイクできなかったみたいだが、ルックスは良く、それが少し不思議に感じる。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 5点(2016-11-26 14:03:56)
その他情報
作品のレビュー数 25件
作品の平均点 5.40点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
214.00%
314.00%
4624.00%
5832.00%
6416.00%
728.00%
814.00%
900.00%
1028.00%
作品の標準偏差 1.85
このレビューの偏差値 48.84
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
伊賀忍法帖のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS