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侍(1965) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 侍(1965)
製作国
上映時間122分
劇場公開日 1965-01-03
ジャンルドラマ,時代劇,モノクロ映画,犯罪もの,歴史もの
レビュー情報
確かに前半は説明が多くやや退屈してしまったが、監督 岡本喜八、脚本 橋本忍という「日本のいちばん長い日」コンビの作品だけあってとても重厚な時代劇となっていて全体的に見ればとても面白い映画だった。やっぱり三船はこういう時代劇の主役をやっているととてもカッコイイし、井伊直弼(八代目松本幸四郎)を暗殺するラストの雪の降る桜田門外のシーンも迫力充分で緊張感が伝わってきてとても印象的だった。三船以外の出演者ではやはり伊藤雄之助がいかにもな悪人ぶりで抜群の存在感を発揮していていいし、最近見た川島雄三作品で改めていいなあと思った新珠三千代もやっぱりキレイ。三船演じる鶴千代の友人栗原役の若い小林桂樹も多少違和感がありながらも好演しており、鶴千代が栗原を斬るシーンの「なぜだ」というセリフが悲しい。しかし、この二人の関係をもっと深く描いていたら、さらなる傑作になったように思えてちょっと惜しい気もする。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-02-21 17:23:10)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 6.71点
作品の点数分布
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315.88%
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6317.65%
7847.06%
8423.53%
900.00%
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作品の標準偏差 1.23
このレビューの偏差値 51.96
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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