Menu
 > 作品
 > ク行
 > クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦
 > イニシャルKさんのレビュー
クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦
製作国
上映時間99分
劇場公開日 1999-04-17
ジャンルアクション,SF,コメディ,アドベンチャー,ファンタジー,アニメ,シリーズもの,ファミリー,パニックもの,TVの映画化,漫画の映画化,パロディ
レビュー情報
《ネタバレ》 劇場版シリーズ第7作。今回初めてノーカット版を見たが、確かに間延びしていてテンポが悪く、ストーリーだけ見るとちょっとイマイチな感じがするものの、通常子供向け映画で絶対テーマになりそうもない温泉という題材や、マニアックなギャグの応酬など「クレヨンしんちゃん」らしい作品になっていてとても楽しめたし、久しぶりに見たのもあるが懐かしさも感じることができた。YUZAMEの巨大ロボットの進撃シーンは怪獣映画のパロディーになっていて、陸自の戦車隊が「怪獣大戦争」の音楽を鳴らしながら進むシーンと、直後の巨大ロボットがゴジラの音楽をスピーカーから流して陸自を威嚇するシーンは今見てもついすごく笑ってしまう。でも、巨大ロボットの進撃によって避難勧告の出た春日部の住人(いつものクレしんの脇役メンバー)の描写はリアリティがあり、真に迫ったシリアスなものになっているのは良かった。(劇中のテレビで一つだけ報道特番をやっていないチャンネルがあるのもこだわっていて好き。「アイアムアヒーロー」で同様のシーンを見た時、このシーンを思い出した。)そしてゲストである丹波哲郎の使い方も「クレヨンしんちゃん」らしく「ジェームズ・ボンドと一緒に風呂に入ったことがある」というセリフにやはり爆笑。「007は二度死ぬ」からのネタだが、本当に本作や同時上映の「クレしんパラダイス!メイドイン埼玉」を見ると原恵一監督をはじめとしたスタッフに映画好きが多かったことが分かるし、この頃の劇場版シリーズの自由さも感じられる。(野原一家が巨大ロボットにシェーをさせるシーンも「怪獣大戦争」ネタ。原監督は小学生時代に怪獣少年だったと聞いたことがあるが、それも納得できる。)アカマミレが風呂嫌いになった理由もバカバカしいが、それも楽しい。エンディングが本作のために作られたタイアップの新曲ではなく、登場人物ほぼ全員で歌う「いい湯だな」というのもこの映画にすごく合ってる。(2023年12月3日更新)
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2005-02-28 00:01:55)
その他情報
作品のレビュー数 29件
作品の平均点 5.55点
作品の点数分布
000.00%
113.45%
226.90%
313.45%
4413.79%
5827.59%
6413.79%
7413.79%
826.90%
913.45%
1026.90%
作品の標準偏差 2.17
このレビューの偏差値 55.18
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS