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ひとごろし のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ひとごろし
製作国
上映時間82分
劇場公開日 1976-10-16
ジャンルコメディ,時代劇,小説の映画化
レビュー情報
松田優作を時代劇で見るのは黒木和雄監督の「竜馬暗殺」の右太役に続いて二度目。「竜馬暗殺」では助演ながらギラギラした存在感を見せていてとても印象に残っているが、時代劇初主演となった本作では、臆病者の腰抜け侍をコミカルに演じている。日本テレビの「探偵物語」でも主人公・工藤俊作をコミカルに演じていたが、本作ではダンディーさが全くない分すごく新鮮に感じた。丹波哲郎とのやりとりもかなり笑えて、「ひとごろし」という物騒なタイトルなのに軽く楽しい映画になっていて面白かった。見るからに低予算な感じの映画だが、スタッフがほぼ大映のチームだからだろうか全体的に作りが丁寧で、その面でも安心して見ていられた。しかし、やはりラストが唐突すぎて何の余韻も感じられなかったのは残念だったかな。ちなみに本作と同じ原作はこれ以前に野村芳太郎監督がコント55号主演で映画化しているらしいので機会があれば見てみたいなあ。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2009-12-03 13:47:27)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 5.29点
作品の点数分布
017.14%
100.00%
200.00%
300.00%
417.14%
5642.86%
6214.29%
7428.57%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.75
このレビューの偏差値 55.60
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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