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木枯し紋次郎 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 木枯し紋次郎
製作国
上映時間91分
劇場公開日 1972-06-21
ジャンルアクション,ドラマ,時代劇,シリーズもの,ヤクザ・マフィア,ハードボイルド,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 「木枯し紋次郎」といえばテレビシリーズをちゃんと見たことがない(「帰って来た木枯し紋次郎」は鑑賞済。)自分でも中村敦夫(それに上條恒彦の主題歌。)というイメージがあるのだが、テレビシリーズがヒットしていた最中に東映で作られた本作は、テレビシリーズとは無関係の作品のようで、菅原文太主演の中島貞夫監督作。このころの東映には珍しい時代劇だが、もうこのころには任侠映画に陰りが見えていろいろ模索してた時期なのかなと思って見たりした。内容はテレビシリーズに配慮して原作の中でテレビシリーズで映像化されていないエピソードを映画化しているとのことだが、スケールの大きな噴火シーンや、カメラワークなどに映画らしさを感じるものの、ストーリーとしてはなんかありがちな時代劇という感じで正直それほどでもない感じで、どこかテレビ時代劇のような感じもしてしまうのが事実。菅原文太演じる紋次郎はニヒルな存在感が漂っていて、それほど悪くはないと思う。でもこれはさっきも書いたように中村敦夫のテレビシリーズをちゃんと見たことがないというのも影響しているのかもしれない。(いつかちゃんと見てみよう。)その紋次郎と盃を交わす男を演じるのが小池朝雄というのがいかにも分かりやすいが、やはりこの人の時代劇における悪役はいつもハマっている。ヒロイン役の江波杏子が二役を演じているが、そのことをオープニングのクレジットで明記しないほうが良かったのでは。文太紋次郎はもう一本あるようなので、そちらも見てみよう。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2019-08-31 22:47:55)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 6.60点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.80
このレビューの偏差値 40.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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