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哀しい気分でジョーク のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 哀しい気分でジョーク
製作国
上映時間108分
ジャンルドラマ,ファミリー
レビュー情報
《ネタバレ》 内容的にはかなり重苦しいのだが、たけし演じる主人公の芸人・五十嵐洋のキャラクターが「ビートたけし」そのままなので、重い話だが、そんなに肩に力を入れず、軽い気持ちで見られるのがいいし、それでいてちゃんと泣かせどころは心得ていて、ラストの飛行機の中で息子が死んでしまうシーンでは分かってはいてもジーンとさせられた。「グリーングリーン」が劇中で何度か歌われているが、このシーンではメロディーのみが流れるというのも捻った演出でいい。(死んだ息子の前でたけしが歌うのかと思っていたら、少し違った。)ただ、後半シドニーに行くまでのシーンをもう少し丁寧に描いたほうがよかった気がしないでもないし、シドニーについたらついたでいきなり観光案内のテロップが表示されまくるのはちょっと興ざめ。とはいえ、たけしを当時の本人とだぶらせるようなキャスティングは成功していると思うし、たけしの監督作品である「菊次郎の夏」の原型のようなものも感じられる。(あちらはこの映画ほど重くなく、コメディー色がかなり強いのだけど。)「女王蜂」でのあまりにも下手くそな演技が逆に印象に残ってしまっている中井貴恵もこの映画ではそこそこうまくなっていて、普通にいい演技をしていたのが印象的だった。ベタな映画だが、見て良かったと思えた映画だったので少し甘いかもしれないが7点を。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2012-10-04 14:53:37)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 6.60点
作品の点数分布
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100.00%
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3213.33%
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6320.00%
7213.33%
8426.67%
916.67%
1016.67%
作品の標準偏差 1.96
このレビューの偏差値 51.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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