Menu
 > 作品
 > サ行
 > 座頭市血笑旅
 > イニシャルKさんのレビュー
座頭市血笑旅 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 座頭市血笑旅
製作国
上映時間87分
劇場公開日 1964-10-17
ジャンルアクション,時代劇,シリーズもの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 今回は市がふとしたことから赤ん坊の世話をしながら旅をすることになるというストーリーがなかなか新鮮に感じられる。三隅研次監督の手がけた座頭市はかなり久しぶりに見たのだが、この設定をうまく活かしたドラマ性の高い作品に仕上げていてとても面白かった。市が赤ん坊の世話をする姿は見ていて微笑ましく、途中で一緒に旅をすることになる女スリを演じる高千穂ひづるも良かった。クライマックスの炎の中での斬り合いも迫力充分で印象に残るが、赤ん坊を育てることを決意した市が和尚(加藤嘉)に諭され、赤ん坊を和尚に預けるシーンは市のやるせなさが伝わってきて、分かってはいるのだがやっぱり感動してしまった。まあ多少気になる点がなくもないが、前回見た「座頭市逆手斬り」が物足りない出来だっただけに今回は充分に傑作だと思う。書き忘れてたけど、赤ん坊の父である親分を演じる金子信雄の演技もなかなか迫力があり、印象に残った。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2009-02-09 18:43:44)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 7.45点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
619.09%
7436.36%
8654.55%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.66
このレビューの偏差値 62.69
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
座頭市血笑旅のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS