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雪国(1957) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 雪国(1957)
製作国
上映時間134分
劇場公開日 1957-04-27
ジャンルドラマ,ラブストーリー,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
川端康成の名作文学を「夫婦善哉」の豊田四郎監督が映画化した文芸大作。例によって原作は読んでおらず、「トンネルを抜けると雪国であった」という出だしの有名な一節しか知らない。最初のほうの再会シーンから初めての出会いを描く回想シーンあたりまでの雰囲気はけっこう良かったので駒子がなぜ芸者になったか判明したあたりからのドロドロした展開にはビックリしたが、格調高い叙情あふれる映画で、これは間違いなく名作と呼ぶに相応しい作品だと思う。駒子を演じる岸恵子がなんといっても素晴らしい演技をしており、この頃の出演作では「女の園」くらいしか見てないけど、雰囲気も「女の園」と比べると大人っぽくなり、後年の市川崑監督の映画とかで演じる女性像に近いものを感じた。60年代に松竹でも岩下志麻主演で映画化されてるみたいなんでそっちも見てみよう。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-10-27 02:01:35)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 7.55点
作品の点数分布
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7218.18%
8545.45%
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作品の標準偏差 1.16
このレビューの偏差値 53.40
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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