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人間の條件 第四部 戦雲篇 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 人間の條件 第四部 戦雲篇
製作国
上映時間75分
ジャンルドラマ,戦争もの,シリーズもの,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 第四部。今回の見どころはなんといってもクライマックスとなる終盤の戦闘シーンだろう。戦争映画の大規模な戦闘シーンの場合、バックに壮大な音楽を流してシーンを盛り上げる演出が多いと思うが、そうせずに淡々と描く小林正樹監督の演出と梶を演じる仲代達矢ら俳優陣の迫真の演技のおかげで逆にリアルで緊迫感のある戦闘シーンとなっていて見ごたえじゅうぶんだった。この戦闘シーンを含めて上等兵になった梶の苦悩や、少尉として梶と再会した影山の運命など今回も重い展開。とくに発狂した小野寺兵長を梶が殺すというラストは偶然そうなったとはいえ、かなり衝撃的だった。このことで第二部のラストで楊春蘭が言っていたように本当に「鬼」になってしまった梶。(劇中、自分自身で言ってる。)あとの2本がこの先、どうなっていくのか見るのがちょっと怖い気もする。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2008-06-18 23:18:53)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 7.87点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.15
このレビューの偏差値 51.01
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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