Menu
 > 作品
 > タ行
 > 殺陣師段平(1962)
 > イニシャルKさんのレビュー
殺陣師段平(1962) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 殺陣師段平(1962)
製作国
上映時間86分
劇場公開日 1962-09-30
ジャンルドラマ,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 マキノ雅弘監督が月形龍之介と市川右太衛門で1950年に作った同名作品のリメイク映画。あんまり期待していなかったのだが、オリジナルと同じ黒澤明監督による脚本は殺陣に生涯をかけた男のドラマをうまく描き出していてなかなか面白かった。主演は雷蔵ということになってはいるが、本当の主人公は中村鴈治郎扮する市川段平で、この中村鴈治郎が圧倒的な存在感を放つ名演技で、とくにラストの死の床での殺陣シーンは圧巻で、気迫が漂い、この映画は彼の代表作といってもいいくらいの凄さを感じた。献身的な妻を演じる田中絹代も相変わらず素晴らしいし、山茶花究や浪花千栄子はいい味を出している。メガネ姿の雷蔵も新鮮で、高田美和も可愛らしいが、やはり本作では中村鴈治郎にすっかり魅せられてしまった。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2009-01-27 17:02:24)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 7.38点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7562.50%
8337.50%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.48
このレビューの偏差値 34.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
殺陣師段平(1962)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS