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鍵(1959) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 鍵(1959)
製作国
上映時間107分
劇場公開日 1959-06-23
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
市川崑監督の谷崎潤一郎原作ものといえば80年代に作られた「細雪」があるが、あれとは全く印象の違う映画。冒頭映画を見ている観客側に向かって話しかけてくる仲代達矢をはじめ、京マチ子や叶順子の表情と視線など主要な登場人物たちがとにかく不気味で怖く、映画自体の雰囲気も異様な感じがしてインパクトがありなかなか面白かった。ちょっと題材的に数年後に同じ谷崎作の「卍」を手がける増村保造監督向きかとも思うが、「卍」よりも楽しめた。市川監督らしい凝った映像は本作でもいかんなく堪能できるし、皮肉めいたブラックなラストシーンも印象的だった。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-18 14:31:33)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 6.82点
作品の点数分布
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415.88%
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6423.53%
7635.29%
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作品の標準偏差 1.20
このレビューの偏差値 51.23
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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