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ゴルゴ13(1973) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ゴルゴ13(1973)
製作国日,イラン
上映時間104分
ジャンルアクション,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの,ハードボイルド,漫画の映画化
レビュー情報
原作者 さいとう・たかをの出した条件(主演は高倉健、全編海外ロケなど。)を東映がすべて呑み、製作された作品で、主演の健さん以外はすべてロケ先であるイランの俳優が出演している。原作もアニメも知らないで見たのだが、話自体はそこそこ面白いと思うものの、この状況が強烈な違和感を生み出している。脇がすべて外国人ばかりというのもあってか、主演の高倉健がすごく浮いて見える(健さんが出演したハリウッド映画である「ザ・ヤクザ」や「ブラック・レイン」ではまったく感じなかったことだ。)し、その現地の俳優たちのセリフがすべて日本語吹き替えになっているというのも洋画の日本語吹き替え版のような雰囲気だが、これが却って本作をカルト映画のような印象にしてしまっているように思う。高倉健の魅力も出ているとは言い難いし、原作のモデルにもなっているみたいだが、ちょっとミスキャストだった気がする。舞台となるテヘランの街並みなどロケ地の風景は印象に残るのだが、そこにかぶる木下忠司の音楽がどうにもミスマッチに感じた。でも、メインの登場人物の一人である刑事の吹き替えを山田康雄が演じていて、これだけでなにか高倉健とクリント・イーストウッドが共演しているような錯覚を覚えたのでそこはある意味では良かったかなと。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 5点(2015-04-03 21:56:51)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 4.92点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.85
このレビューの偏差値 50.24
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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