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新・刑事コロンボ/殺意のキャンバス<TVM> のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 新・刑事コロンボ/殺意のキャンバス<TVM>
製作国
上映時間90分
ジャンルサスペンス,TV映画,シリーズもの,犯罪もの,ミステリー,刑事もの
レビュー情報
《ネタバレ》 今回は冒頭からコロンボが登場し、「権力の墓穴」や「歌声の消えた海」のような特別事情のあるエピソードでもなさそうなのに珍しいなと思っていたらどうやら中盤で飼い犬に手をかまれるという話を出したかっただけのようで、ひょっとしたら今回の犯人のもとにいる女たちが離れていくというのを意味しているのかもしれないが、あまりに遠回しすぎる気がするし、それ以外には犬はなんの関係もなく、わざわざコロンボを冒頭から出さなくてもよかったのではと思えてしまう。被害者の見た夢のシーンでは映像を白黒にしていて、この雰囲気はけっこう好きなのだが、結局事件の解決方法は夢とはなんの関係もない普通の証拠が決め手となるため、この夢のシーンはただ思わせぶりなだけで終わってしまっていて、はっきり言ってこういう表現をやりたかっただけのようにしか思えないし、今回の話は今までみたこのシリーズの中でいちばん適当で雑なつくりになってしまっている。吹き替えに関しても、犯人の吹き替えを担当している森山周一郎の声が渋すぎて、俳優の顔と合っておらず残念。それに犯人がしゃべるたびに、「紅の豚」のポルコ・ロッソが頭に浮かんでしまい、心の中でずっと「ポルコ・ロッソだー!」と叫んでた。本編だけだと4点くらいでもいいのだが、この吹き替えのキャスティングに1点マイナスの3点。ポルコは好きなのだが、今回の犯人である画家の声に森山周一郎というのはものすごいミスキャストにしか思えない。
イニシャルKさん [CS・衛星(吹替)] 3点(2013-05-06 02:02:32)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 3.83点
作品の点数分布
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6116.67%
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作品の標準偏差 1.07
このレビューの偏差値 42.68
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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