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スーパーの女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スーパーの女
製作国
上映時間127分
劇場公開日 1996-06-15
ジャンルドラマ,コメディ,シリーズもの
レビュー情報
《ネタバレ》 どこにでもあるようなスーパーマーケットを舞台に伊丹十三監督らしい着眼点でそのスーパーの問題点を描き出していて今見ても面白いし、昔(中学生くらいの頃)に見た時よりも今の方が身近に感じられる題材で興味深く見ることが出来た。それぞれがプライドの高い職人である精肉部や鮮魚部のチーフといった客からは分からない裏方スタッフの人間関係からリパックや産地偽装といったスーパーの裏事情まで細かに描かれていて本当に伊丹監督の鋭さといいうものを感じずにはいられないし、後年、実際に産地偽装などの食品偽装が問題化することを考えれば伊丹監督の先見の明も感じられる映画になっていて、いろいろ考えさせられる部分も多い。それらのテーマを肩の凝ることなく娯楽コメディとして見せる伊丹監督の手腕はいつもながら見事。ただ、ラストも痛快なのだが、今見ると少し勧善懲悪に寄り過ぎていて極端すぎる気がしないでもなかった。クライマックスの花子(宮本信子)が閉じ込められた冷凍車をデコトラが追うシーンは今見たら「トラック野郎」シリーズのクライマックスの激走シーン(あんなにハデではもちろんないが。)をつい思い浮かべてしまう。(2022年1月9日更新)
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2005-04-04 22:19:21)
その他情報
作品のレビュー数 73件
作品の平均点 6.07点
作品の点数分布
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111.37%
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334.11%
468.22%
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61824.66%
72027.40%
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934.11%
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作品の標準偏差 1.52
このレビューの偏差値 54.03
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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