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チョコレート(2001) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 チョコレート(2001)
製作国米,カナダ
上映時間111分
劇場公開日 2002-07-20
ジャンルドラマ,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 11年も刑務所に通い続けたレティシアは、夜の生活はどうしてたんでしょう。子供を失い、親の責任から解放されて、2人は思春期の若者のようなセックスをする。「もう一度女にして」と叫ぶレティシア。相当いろいろ溜まっていたんでしょうね。
息子に厳しく当たり過ぎたハンク。自分も父親にそうやって育てられてきたんでしょう。息子が自殺で血に逆らったのを見て、ハンクの心に波紋が広がる。本当は自分だって、父親に抑えつけられて生きるのはイヤだった。レティシアに入れ込むようになったのも、父親への反発の表れだ。女を(しかも黒人)愛せる自分がいることを知りたかった。ハンクは生き方を修正したかった。
鳥かごに入ってきた黒人女性の手は、レティシアがハンクの殻を壊すイメージだと思います。けれどセックスし終えたふたりを柵越しに映したりしていて、そこに自由がないことを暗示させます。住む場所すら失ったレティシアには選択の自由などなかった。ハンクの家の墓(息子と、たぶん妻、母だろう)に花すら供えられていなかったのが、私にはサイコスリラーのように感じられましたが、誰もそんなふうには思わないんでしょうか・・・
337さん 7点(2003-11-28 19:33:02)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 178件
作品の平均点 6.33点
作品の点数分布
000.00%
110.56%
221.12%
373.93%
4116.18%
52614.61%
64625.84%
74826.97%
82212.36%
9116.18%
1042.25%
作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 52.53
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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