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私は「うつ依存症」の女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 私は「うつ依存症」の女
製作国米,独
上映時間99分
ジャンルドラマ,実話もの
レビュー情報
原題がプロザック・ネイション。「マッチスティックメン」でニコラス・ケイジが
処方されていたのもプロザックだった。主流の精神安定剤であることがわかる。
映画はさながら、この薬の販促映画になってしまっている。
原作小説の著者エリザベス・ワーツェルは「うつ病への理解を」求めて執筆した
そうだが、残念ながら映画はその主題をクリアしたとはいえない。
うつ病の症状を並べただけの内容になっており、快方へ向けての努力をしない主人公に
は怠惰や甘えが感じられてしまう。
主演のクリスティーナ・リッチの熱演は評価したいが、演出やカメラが追いついて
いない印象だ。役者の演技だけに負うのではなく、絵で感じさせる工夫が必要に思う。
うつ病の経験者にとっては共感できる映画ではあるが、そうでない者との間にある
理解の壁が、この映画をきっかけに壊れることはない。
結論は「プロザック飲めばいいじゃん」になってしまうことだろう。
337さん 6点(2004-06-09 09:43:17)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 5.70点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.04
このレビューの偏差値 52.81
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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