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名刀美女丸 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 名刀美女丸
製作国
上映時間67分
劇場公開日 1945-02-08
ジャンルドラマ,時代劇,モノクロ映画
レビュー情報
 溝口健二についてこれまで言われてきたこと、たとえば新藤兼人による溝口健二論など、それらをいちどはずして、虚心坦懐に観るほうがいい。これなどもそうしてみれば、けっこう悪くない。戦時中「食べるために撮った」と溝口は述懐したという話だが、とはいえそこはミゾグチケンジ、溝口健二に器用にシャシンが撮れたとはとうてい思えない。刀の鍛冶のシーンなどは、おそらく役者をぎりぎりとしぼっただろうし、このシーンはなにやらサイレント時代のドイツ映画かスウェーデン映画をほうふつとさせるものがあって、結構でした。それに戦時末期とはいえ、撮影をはじめとして、スタッフの蓄積された技術をと十分感じさせるものがあって、そんなに悪くない。
goroさん [DVD(邦画)] 7点(2007-08-28 09:37:45)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 5.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.12
このレビューの偏差値 62.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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