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ゲゲゲの鬼太郎(2007) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ゲゲゲの鬼太郎(2007)
製作国
上映時間103分
劇場公開日 2007-04-28
ジャンルアクション,ホラー,アドベンチャー,ファンタジー,シリーズもの,特撮もの,TVの映画化,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  『釣りバカ日誌』シリーズをいくつか手がけてきた監督だけあって、西田敏行が他の出演者を食っちまった。それは許そう。CG効果の迫力を差し引いても、たしかに大泉洋のねずみ男や、田中麗奈の猫娘は絶品だった。間寛平の子泣き爺や、室井滋の砂かけ婆もはまっていた。そこは良かった。けれども、致命的だったのは、人間の家族や人間の生命に対する愛情は描かれていても、妖怪に対する愛が欠落していることだ。作り手に、自然にたいする畏怖につながるような、妖怪にたいする畏怖がまったく欠けているものだから、おどろおどろしい恐怖感など、まるでどこかへいってしまった。なので、あえて厳しい言い方をすれば、これじゃあせいぜい役者陣の仮装ものまね大会であって、鬼太郎ワールドとはとうていいいがたい。くわえて、人間の女子高校生とデートするイケメンの鬼太郎なんて、興ざめだ。作り直しを要求する。
goroさん [DVD(邦画)] 4点(2008-06-01 10:45:07)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 53件
作品の平均点 4.83点
作品の点数分布
023.77%
123.77%
247.55%
359.43%
4611.32%
51426.42%
61018.87%
759.43%
835.66%
923.77%
1000.00%
作品の標準偏差 2.09
このレビューの偏差値 48.10
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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