Menu
 > 作品
 > ウ行
 > ウエスト・サイド物語(1961)
 > goroさんのレビュー
ウエスト・サイド物語(1961) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ウエスト・サイド物語(1961)
製作国
上映時間151分
劇場公開日 1961-12-23
ジャンルドラマ,ラブストーリー,ミュージカル,青春もの,ロマンス,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  一言でいえば、「くっさい」映画(「くっさい」は関西弁で、「臭い」の強調形)。公開当時の日本の若者は、これに胸躍らせたのかもしれないが、今観ると、くさいだけ。これぞサブカルチャーとばかりに、WASP(白人・アングロサクソン・プロテスタント)以外の移民の子弟たちが登場するのだけれど、ここでは中流以上のこぎれいな若者たちにしかみえない。しょせん、ニューヨーク版ロミオとジュリエットがやりたかっただけ。音楽のレナード・バーンスタインは、これで一世を風靡したわけだが、家族と自分のより良い生活のために、商業主義とわりきって仕事したのは見え見えで、これをいつまでも代表作扱いされては、バーンスタインもさぞかし不本意だったろう。ついでながら、黒澤明の『用心棒』や『椿三十郎』の、あの軽薄な佐藤勝の音楽は、これが元ネタだったんだ、とわかりました。
goroさん [DVD(字幕)] 4点(2010-10-30 12:19:30)(笑:1票)
その他情報
作品のレビュー数 172件
作品の平均点 7.14点
作品の点数分布
000.00%
110.58%
231.74%
342.33%
4116.40%
5158.72%
62413.95%
73520.35%
83520.35%
91911.05%
102514.53%
作品の標準偏差 2.00
このレビューの偏差値 42.18
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ウエスト・サイド物語(1961)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS