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日の名残り のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 日の名残り
製作国英,米
上映時間134分
劇場公開日 1993-11-05
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 自分を殺して殺して、殺して生きる男。お互い惹かれあっているくせに、決定的な一歩が踏み出せない女、男は一歩踏み出すべき瞬間に、またもや自分の小さく堅固な殻に閉じこもってしまう。これでよかったのだ、と男は自分に言い聞かせる。けれど「人は皆人生に悔いを持っているものです」とも男は言う。本当にそれでよかったのか、それともいけなかったのか、わたしにはわからない。
こういったことはおそらく誰でも思い当たるふしがあるにちがいない。
アイヴォリー-ホプキンスの傑作、というより、なんとも心に響く映画。
アンソニー・ホプキンスは例のレクター博士役で広く有名になった。たしかにレクター博士もたいした演技だったが、こうした地味な役どころにこそ、彼の本領を味わうことができる。ちょっとした手の動かし方に、ちょっとした皮膚の動きに、すべてを表してみせる。
goroさん 10点(2004-01-18 22:57:09)
その他情報
作品のレビュー数 90件
作品の平均点 7.44点
作品の点数分布
011.11%
111.11%
200.00%
300.00%
455.56%
566.67%
688.89%
71921.11%
81921.11%
92426.67%
1077.78%
作品の標準偏差 1.89
このレビューの偏差値 57.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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