Menu
 > 作品
 > ヒ行
 > PiCNiC(1994)
 > ひのとさんのレビュー
PiCNiC(1994) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 PiCNiC(1994)
製作国
上映時間68分
劇場公開日 1996-06-15
ジャンルドラマ,医学もの
レビュー情報
《ネタバレ》 岩井俊二のイメージが私の中で固まった一作。よく、彼は雰囲気だけの監督だと揶揄されるし、私もそれを否定する気も正直ないのだけれど、雰囲気を出すこと、それも1つの才能だと思う。彼ほど独特の浮遊感と絶望感、寂寥感のある空気を作り出せる日本人監督はいない。とにかく世界観に浸りたい映画。錯覚だとしても、世界の終わりがそこにはある。たった1時間弱のフィルムの中に集約されて。自己が終わったときに、世界はある意味終わる。世界の終わりの疑似体験。ちなみに途中で1人死ぬのは、撮影途中にラブラブになったCHARAと浅野忠信を2人きりにする為に、監督が途中で脚本変更したから。
ひのとさん 8点(2004-01-04 21:11:41)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 56件
作品の平均点 6.59点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
223.57%
323.57%
447.14%
547.14%
61425.00%
71221.43%
81017.86%
958.93%
1035.36%
作品の標準偏差 1.87
このレビューの偏差値 54.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
PiCNiC(1994)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS