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プロスペローの本 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 プロスペローの本
製作国英,仏,オランダ,日
上映時間126分
劇場公開日 1991-12-21
ジャンルドラマ,ファンタジー,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 まず映像美だけで8点献上。シェイクスピアの「テンペスト」をグリーナウェイ流に味付けした圧巻の映像絵巻。そのグロテスクな描写、そのイマジネーションの奔流には圧倒された。しかしストーリーは非常に難解で、はっきり言って訳が分からない。意味が分からない。何だコリャヒャ~。おお、おいらはとんでもない映画に手を出しちまったぞぅあ、と頭を抱えた。1回寝た。2回寝た。結局観終わるのに3日かかった。分かったようなレビューなんて書けない。いや、ほんと1mmも意味が分かりませんってばよ。それでもこのグロテスクで完全に1つのテーマの下に閉じている世界観にはプチ惚れした。特にエンドロールが一切なく、本当に1つの「劇」のようにぱっきりと終わったのには感動した。それで1点追加。ところで、「ザ・セル」ってこの映像世界をパクっ…参考にしているような気がするのだけれど、どうでしょうか。でもあっちがCGで表現したものをこっちはアナログでやってますからね、その点はやっぱ凄いですよ。一見の価値ありです。でも勧めません、こんな訳分からん気取った芸術映画(どっちだよ)。
ひのとさん 9点(2004-03-26 23:32:05)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 5.57点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 3.16
このレビューの偏差値 53.44
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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