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乙女の祈り のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 乙女の祈り
製作国ニュージーランド,米
上映時間100分
劇場公開日 1995-09-09
ジャンルドラマ,サスペンス,青春もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 女性というものはもともと暴力性を内に向けがちな生き物で、その内向する暴力が最大級まで増幅され、そのベクトルがいきなり外に向いた時の恐ろしさは言わずもがな。耐え続けた挙句に切れた女性は本当に怖い。この映画の2人はしかも未成年で、ある部分においては非常に幼稚。未成年の、まだ未発達で未分化な精神性が暴力性と結び付き、狂気として発露していく様子を、この映画は大変に巧みに表現している。キワモノ映画というなかれ、この映画は思春期の少女の破綻していく精神性を丹念に描いた秀作です。それにしてもラストシーンには、「ああ、母親っていうのは、本当に救われない生き物なのだな…」と相当ブルーになってはしまいますね。
ひのとさん 9点(2003-12-23 21:47:00)
その他情報
作品のレビュー数 73件
作品の平均点 7.15点
作品の点数分布
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211.37%
322.74%
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679.59%
71419.18%
82331.51%
91115.07%
1045.48%
作品の標準偏差 1.77
このレビューの偏差値 55.89
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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