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セルピコ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 セルピコ
製作国米,伊
上映時間130分
劇場公開日 1974-07-13
ジャンルドラマ,犯罪もの,刑事もの,実話もの,伝記もの,小説の映画化
レビュー情報
筋の通らない金はビタ一文受け取らない、というのが落語における江戸っ子の典型的なキャラクターだが、そういう潔癖な生き方を押し通せるのは、彼らが大工などの職人という、基本的に個人単位の仕事をしているから。組織の一員になる、ということは、よいわるいは別として、組織のものさしに自分を合わせていくことが求められるということ。それを受け入れらず、我を押し通していくには、大変な犠牲とエネルギーが必要ということがうまく表現されていた。また、上層部の事なかれ主義的態度など、警察にかぎらず、あらゆる組織内変革を妨げる共通のメカニズムを明らかにもしている。よく、日本は外圧がないと変われない、といわれるが、アメリカだって変革には外圧を使っているのがわかる。すこぶる後味は苦い。それだけこの映画は人生の良薬だということだろう。
南浦和で笑う三波さん 9点(2004-04-03 20:27:51)
その他情報
作品のレビュー数 87件
作品の平均点 7.17点
作品の点数分布
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61213.79%
73641.38%
81820.69%
989.20%
1044.60%
作品の標準偏差 1.25
このレビューの偏差値 61.66
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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