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旅情(1955) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 旅情(1955)
製作国英,米
上映時間102分
劇場公開日 1955-08-14
ジャンルドラマ,コメディ,ロマンス,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
「世界三大イタリア旅行に行きたくなる映画」のひとつ。水の都がとても美しい。若さも財産もなく美男でもない既婚者で、女性を口説く必要がある人にとっては必見の映画。骨董屋の主人がなにゆえ真夏のベニスで毎日スーツ姿でキメているのかが少し不自然ではと突っ込みをいれたくはなるが、男が女性を見るときにどこを見ているかの描写はきわめて自然かつ正確でちょっと恥ずかしくもなる。玄関があってすぐに履物を脱ぐ日本と違い、西洋人が靴を脱ぐのはどんなときだかを考えながら花火見物をするといい。くちなしの花の使い方もうまかったが、ジェーンが映写機を手にしなくなったのはいつからかとか、冒頭に水路上の信号機を見せておいて、最後の鉄道シーンの信号機につなげるところとか、小道具の使い方にも冴えがみられる。蒸気機関車を知らない世代の人にも観てほしい。英語が聴けるひとにとっては字幕では訳されないがフランスをやっつけているセリフがときおりあって楽しい。
南浦和で笑う三波さん 10点(2003-12-24 15:45:24)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 61件
作品の平均点 7.20点
作品の点数分布
011.64%
100.00%
200.00%
311.64%
446.56%
569.84%
6813.11%
71321.31%
81118.03%
9711.48%
101016.39%
作品の標準偏差 2.06
このレビューの偏差値 56.59
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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