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ラヂオの時間 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ラヂオの時間
製作国
上映時間103分
劇場公開日 1997-11-08
ジャンルドラマ,コメディ,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 牛島が作家に冒頭のリハーサルシーンの後で「本番はもっと面白くなりますから」と何気なく言っているのがその後の展開を示唆していてうまい。また、作家のナレーションで「今夜は私にとって生涯忘れられない夜になりそうです」とあらかじめ録音してあったのがオンエアでわかるのも非常に効いている。細川俊之の怒り心頭に発した表情が真に迫っていて実におかしい。「おかえりなさい」という台詞を二人の別々の女が言うシーンがあるがそれがまた両方とも泣かせる。仕事が結果的にうまくいけば愛人宅に泊まりに行くのを忘れてしまう(のようにみえる)というのもなかなか痛快。エンディングの俳優のクレジットにまで芸がある。あいうえお順に主戦級を順繰りに紹介していって、チョイ役出演の染五郎、B作、桃井、宮本が紹介された後、最後に再び紹介される主戦級の役者が、あいうえお順でも、映画の内容からしても、いかにもと納得させる人なのである。プロジェクト仕事に携わって納期に迫られ苦渋の決断をした経験のある方に特におすすめできる作品かもしれない。
南浦和で笑う三波さん 10点(2004-05-23 19:18:29)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 204件
作品の平均点 6.71点
作品の点数分布
031.47%
110.49%
231.47%
3104.90%
494.41%
5167.84%
63416.67%
75325.98%
84321.08%
92411.76%
1083.92%
作品の標準偏差 1.97
このレビューの偏差値 58.50
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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