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密告(1943) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 密告(1943)
製作国
上映時間94分
劇場公開日 1950-12-23
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,ミステリー
レビュー情報
エイプリルフールに観るのに適した映画というご推薦があり鑑賞。しかしながら、四月バカ向けの、人を楽しくさせる嘘とは異なり、人を困惑させるための怪文書が飛び交うストーリーでちょっとビックリ。モノクロの昔の映画ながら、ネットカフェなどから誰でも簡単に匿名で怪文書を送りうる今、もっと再評価されて観られていい内容で、大いに引き込まれたのを覚えている。さしずめ「カラス」は今でいえば「名無し」であろうか。ちょっと残念なのは、主人公の背広姿、とりわけレジメンタル柄のネクタイが登場するときいつも同じなのが目立ったこと。数ヶ月にわたるストーリーなのでいつも同じネクタイなのはどうみても不自然だ。クルーゾーのような巨匠の作品だから演出なのかなとも考えたが、やはり手抜きだったのではないかと自分では思っている。とはいえ、科白のない場面場面にこの映画は見所が多く、とりわけ裸電球の揺れるシーンは秀逸。ラストの急展開は完全に自分の読み筋を超えていて意外感があった。
南浦和で笑う三波さん 7点(2004-09-27 18:17:44)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 7.40点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.43
このレビューの偏差値 48.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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