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アジア映画でついやってしまうのが、出てくる俳優が日本の誰に似ているかという遊び。主人公の四人は長塚京三、山本太郎、中村獅童、将棋の高橋和に似ている。こんな遊びをやってしまったのは前半部分がちょっと出来が悪いように感じたため。しかし中盤、シンメトリックな人間関係のからくりがわかってきてからは一気に内容に引き込まれ、終わってみればよく出来た脚本だった。韓国の現代史を全然知らなかったのでびっくりする部分もあった。日本ではこの時代を題材にしたこんなストーリーは絶対に成立しないのがいいことなのか悪いことなのか複雑な気分になった。
【南浦和で笑う三波】さん 9点(2004-01-26 20:02:56)
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