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カサブランカ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 カサブランカ
製作国
上映時間102分
劇場公開日 1946-06-16
ジャンルドラマ,サスペンス,ラブストーリー,戦争もの,モノクロ映画,ハードボイルド,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
最初に見たのは多分中学生の時。当時流行っていた「ベルサイユのバラ」で今のフランス国歌がどのようなものなのかをかじっていたので、歌合戦のシーンで熱くなったのを覚えている。その後何度も観ているが、現在の私にとっては、これは、俳優ではなく、酒場が主役の映画。個人的な感触では、酒場の映画と聞いてこの映画をあげる店主が開いている店にはまずはずれがない。突っ込みどころとしては、確かに美人なのだがスウェーデン出身の大女をどのように撮っているかが面白い。バーグマンはボガートより身長が若干高いはずなのだが、フランスにいたころの回想シーンなど、二人が並び立つシーンでは、ボガートの方が背が高く撮られている。多分、上げ底の靴を履かせたか、「雪洲」させたか、何がしかの工夫がされたのだろう。ラズロ役に身長190cm以上の役者を配したり、最後の飛行場のシーンのように、男二人はまっすぐに、女は斜めに帽子を被らせたりなど、なんとかしてバーグマンの背の高さを目立たせないような演出をしているところに作り手の苦労の跡が見える。
南浦和で笑う三波さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-11 16:54:05)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 221件
作品の平均点 7.23点
作品の点数分布
000.00%
110.45%
252.26%
373.17%
483.62%
5135.88%
63214.48%
74922.17%
85022.62%
92611.76%
103013.57%
作品の標準偏差 1.95
このレビューの偏差値 52.02
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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