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《ネタバレ》 期待値が高かっただけに、ガッカリした面が大きかったです。私は映画に対しては、脚本やストーリーを重視するタイプなので、あの結末は……いただけません。もっとも100年も前に書かれた原作ですから、今日的視点でアッというような物語を求めるのは、ムリがあるのですが。
主人公の活躍は、「敵を倒すため」ではなく、ひたすら「逃げ切るため」で、映画がかなり進んでも人類の根本的な反撃がなかったので、どうやら「インデペンデスデイ」のような展開ではなく、ラストは、本作のようになるか、あるいは公害によるかのどちらかだろうなと、途中で見えました。 冒頭シーンで、主人公がジャンパーのポケットに「冷たくなっていた石のようなもの」を入れたので、これが伏線かと思っていましたが、結局、それは何もなく、この点は映画的欠陥だと感じました。トライポッドマシンは「ナウシカ」の巨神兵に似ており、もしかしたら宮崎作品へのオマージュも込められているかもしれないと、一緒に見に行った人と話していました。 映像と音響が命の作品で、そういう意味では映画館での鑑賞が正解かもしれません。ということで、6点也です。ティム・ロビンスは、最近、こういうちょっとイカレ加減な役ばっかりですね(笑)。 【delft-Q】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-06-29 23:55:46)
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