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女王陛下の007 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 女王陛下の007
製作国
上映時間144分
劇場公開日 1969-12-27
ジャンルアクション,サスペンス,ラブストーリー,アドベンチャー,シリーズもの,ロマンス,小説の映画化,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 レーゼンビーボンドというキャストと地味なイメージのため、これまで何となく後回しにしてきた本作だが、実際に見てみたら結構よかった。とくに、みなさんがおっしゃるように、007シリーズとは思えない泣かせるラストには強烈なインパクトを受けた(「カジノロワイヤル」(06)に影響を与えているか?)。あの、ものの数分のシーンの存在によって、この映画全体に対する印象と評価がガラッと変わった気がする。ジェームズ・ボンドにフツーの平穏なる幸福は許されないことを、観客もボンド本人も思い知らされる。
  レーゼンビーのボンドは、決して悪くはないとは思うけれど、どなたかが指摘されているように、何かが欠けている。キャラが立ちそうで立っていないところだろうか。もう少し「クセ」があればよかったかもしれない。見終わって、恐る恐るこのレビューを覗いてみたら意外な高評価だったので、なぜか嬉しくなってしまった(笑)。
  とにかく、本作の最大の特徴はラストのシークエンスに尽きるだろう。Qの言葉を借りれば「思ったより無責任ではなかったボンド」という人間らしい一面に触れ、そして、癒しようもない傷を負ったボンドの過去を知ったことで、いままでとちょっと違った見え方がするかもしれない。
delft-Qさん [DVD(字幕)] 7点(2008-06-05 11:29:37)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 54件
作品の平均点 6.89点
作品の点数分布
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51222.22%
61018.52%
71222.22%
81425.93%
947.41%
1023.70%
作品の標準偏差 1.40
このレビューの偏差値 50.57
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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