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《ネタバレ》 このシリーズに対する自分の過去の評価を顧みると、1に7点、2にも7点付けていた。2に7点はちょっと甘かったか。というのは、これを5点にしたけれど、2よりはよくできていたとは思うから。
5点にとどめたのは、みなさんおっしゃるように、あまりにもグロすぎるから。正視に耐えない演出で、かえって作品性をスポイルしている。ソウの魅力はスプラッターではなく、知的サスペンスにあるはずだ。 よくわからなかったのは、アマンダがリンを殺そうとする動機。いったい、どうしてそこまで殺したがるのか私のアタマでは理解できなかった(どなたか説明してくれるとありがたいのですが)。アマンダのリン殺害は大きなゲームのピースなので、そこが腑に落ちないと、作品の完成度も物足りなく感じてしまう。また、ジェフが「許す」といいつつジグソウを殺したのも違和感が残った(そうしないとオチがつかないから?)。 今回のドンデンは、実は、アマンダへのゲームだったということだが、あまりドンデンになっていない気がした。ジェフとリンが夫婦だったというのは見抜けなかったけれど、それが明かされてもさほど驚きはしなかった。 今後4がつくられるとのことだが、一つのピースとして、ジグソウの回想シーンでオチのなかったもの、つまり、「愛している」とジグソウがつぶやいた相手の女性が絡んできそうな気がする。頼むから、グログロ、ドロドロ路線をこれ以上突っ走らないで、と祈りつつ5点也。 【delft-Q】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-10 01:37:00)(良:1票)
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