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007/黄金銃を持つ男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 007/黄金銃を持つ男
製作国
上映時間124分
劇場公開日 1974-12-21
ジャンルアクション,サスペンス,アドベンチャー,シリーズもの,小説の映画化,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 ヘンな見方かもしれないが、本作でもっとも印象に残ったのは、ボンドが助けを求めてきた敵の愛人、モード・アダムスを殴ったシーンだった。英国紳士を自負し、その伝統と精神を重んじているはずのムーアボンドが、わりと躊躇なく、また、さほどの必然性もなく女性をねじり上げ、ぶん殴ったのには驚いた。DVDの特典映像を見ると、ロジャー・ムーア本人も「このシーンは好きではない」と語っていた。ボンドがこんなふうに女性に暴力を働いたのは、ほかに例がないのではないか?
  ロジャー・ムーアは、どう見てもアクションが上手とは思えず、どうしてボンド役に起用されたのかと、いつも不思議に思ってしまう。彼の走り方は、いわゆる“女走り”で(女性のみなさま、スイマセン)、百戦錬磨のスパイのそれとはどうしても思えない。もっともそうであっても、キザでジョーク好きなジェントルマンボンドというカラーを確立したのだから、そういうパーソナリティもありなのだろうとは思うが、それだけに簡単に女性に暴力をふるったところがしっくりこない思いが残った。
delft-Qさん [DVD(字幕)] 5点(2008-06-10 13:34:05)
その他情報
作品のレビュー数 64件
作品の平均点 4.95点
作品の点数分布
023.12%
146.25%
200.00%
369.38%
41015.62%
51625.00%
61421.88%
7914.06%
811.56%
900.00%
1023.12%
作品の標準偏差 2.00
このレビューの偏差値 50.12
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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