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エミリー・ローズ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 エミリー・ローズ
製作国
上映時間122分
劇場公開日 2006-03-11
ジャンルドラマ,ホラー,サスペンス,法廷もの,ミステリー,実話もの,オカルト映画
レビュー情報
ホラー的なシーンはスペクタクル、お約束の見せ場として描かれ、作者たちは決して、「恐怖」を描こうとはしない。だって、テーマは「愛」だし「神」なんだもん。ふざけんな、である。だったら「42丁目の奇跡」でいいわけだし、キャプラをやればいいわけだ。ホラーにはけっと唾を吐きかけつつ、しかし商業的にホラーにすり寄り、「愛」だの「神」だの言ってる姿勢に反吐が出る。■私が観たいのは、悪の現前を前に現実が揺らぐ様である。あるいは、悪魔を信じる信じないは別にして、超常現象に対し、心底震えること、恐怖すること。あるいは絶対的な戦いの場としての悪魔祓いだ。それがなければ、エミリー・ローズの神に対する自己犠牲も、神父の「愛」も、弁護士の「正しさ」もただの茶番でしかない。■だから、ここに描かれる裁判劇は、カルト宗教や怪しげな健康法で命を落とした人のものとしか私には思えない。被告の牧師はショーコー麻原なのか。しかし、それを正当化するのは、世界で一番メジャーな宗教とアメリカ保守だ。堕胎は許しませんよ。
まぶぜたろうさん [映画館(字幕)] 0点(2006-03-25 22:36:08)
その他情報
作品のレビュー数 96件
作品の平均点 6.22点
作品の点数分布
011.04%
100.00%
211.04%
322.08%
41111.46%
51212.50%
61919.79%
73132.29%
81717.71%
922.08%
1000.00%
作品の標準偏差 1.58
このレビューの偏差値 24.96
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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