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“アイデンティティー” のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 “アイデンティティー”
製作国
上映時間90分
劇場公開日 2003-10-25
ジャンルホラー,サスペンス,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 この映画が面白いのは「多重人格者の頭の中」で起こる殺人事件、という設定を途中でバラしていること。この設定がもし結末でバラされていたら「ふざけんなよ」である。頭ん中ならなんだってOKじゃん、って話だ。■しかしこの映画の眼目は「多重人格者の頭の中」で、連続殺人事件の形をとりながら、「多重人格を矯正する」「一つの人格にする」こと。だから途中でネタをばらし、ジョン・キューザックは真犯人を捜す=多重人格を矯正するために、探偵としてモーテルに再登場する。つまり、「多重人格者の頭の中」という新たなルール設定のもとで犯人探しが行われる、いわばSFミステリーの形式をとること。■また、途中までの連続殺人事件もなかなか堂にいっていて、シャツに血が付きジャケットには血の付いていないレイ・リオッタとか、交通事故死した人物のナンバーキーを発見する段取りとか、インディアンの呪いを暗示するとか、ミステリーファンには嬉しい趣向も多く、これはなかなかの佳作、実にワクワクするいい映画だと思う。(記憶が結構薄れているのでディティールに間違いあるかもしれませんが)しかし、あのデブ禿げがキューザックつうのはちょっと厚かましいよな。
まぶぜたろうさん [映画館(字幕)] 10点(2005-05-11 00:54:55)
その他情報
作品のレビュー数 291件
作品の平均点 7.11点
作品の点数分布
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120.69%
231.03%
372.41%
462.06%
5186.19%
64314.78%
78127.84%
88629.55%
93612.37%
1093.09%
作品の標準偏差 1.59
このレビューの偏差値 61.42
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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