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《ネタバレ》 人生はクソッタレで腹の立つことばかり。何に対しても満足できないし、不満は募るばかり。誰も自分のことはわかってくれない。自分自身はと言えば体のいい上っ面を繕うだけで、結局何も成せていない。不満があっても吐き出すこともできない。それがまた欲求不満になって・・・シュミットの人生は誇張されていて、全く一般的とは思えないけども理解できる。人間は孤独だ。人生は寂しい。最初は養父として接していたンドゥグにも、次第に友としての共感を求めるようになっていく。必要なのはほんの一瞬でも自分のことを本当にわかってくれる人に出会うこと。それは勝手な思い込みなのかもしれないけど、誰かと共感できたと思えればこんな人生も生きて行けるのかも。シュミット氏は誰かに手を握って欲しかったんだね。ただ全体的にあまり前向きな印象が受け取れない映画なんだよね。それは自分にとってマイナスポイントだった。一番の評価ポイントは・・・タイトルかな(怒らんでね)。「アバウト・シュミット」ってなんかいいよね。どうでもいいがアメリカってやっぱり食の砂漠なのね。老人が朝食にポテトチップスて・・・
【まこと】さん 6点(2004-06-06 18:14:06)
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