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《ネタバレ》 面白かった。何より笑えた。冒頭の列車のシーン、「子供たちが危ない!」でカメラ切り替わり、大量のピンクの髪逆立った人形が無表情にこっちを見ていた時点で、この映画が圧倒的なユーモア感覚と共につくられていることがわかった。その後のセリフも秀逸の連発。「いちばんやばいのは猿だ。まずは猿を片付けろ」「すまん、たしかに彼女悪かった。」「それ、かりんとうじゃないんじゃない?」。すべてが緻密に考えられていることがわかる。本当のプロ意識を感じた。1、2と続いてきたおもちゃたちのストーリーをアンディのストーリーが包み込んだことで、トイストーリーは映画としてさらなる高みに至ったと思う。『俺がついてるぜ、君はともだち』かつてウッディとバズを歌ったはずのラストのテーマ曲は、アンディとおもちゃたちの歌となって、明るい曲調にもかかわらず、切なく響く。
【コダマ】さん [映画館(吹替)] 9点(2010-08-02 00:19:08)
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