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この作品の目的は、子供に世界の新しい見方を提唱することじゃないだろうか。たぶん小さい頃の自分が見ても感銘を受けたと思う。かわいいイメージで描かれることの多い鳥があそこまで恐怖の象徴になること(ヒヨコもすげーこえー)。最後のシーンで、カメラがぐっとひいて、いろいろあったように思えた壮大なストーリーも、実際は一本の木の根元の話に過ぎなかった、という演出。これを見た子供は、たぶんこれからミクロな世界に注目することになるだろうし、その複雑さにきっと感動すると思う。さらに、ということは僕らも世界全体から見たら小さな存在なんだ、という認識まで持てるんじゃないかなぁと思う。映画としても良作だと思うけれど、教材としての点数がとても高いです。教育学部生としては。
【コダマ】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-01-17 05:28:56)(良:1票)
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