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飢餓海峡 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 飢餓海峡
製作国
上映時間183分
劇場公開日 1965-01-15
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,ミステリー,刑事もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 これは名作であり、傑作だ。今の軽佻浮薄な作品が多いなかで、「砂の器」に匹敵する重厚感がある。
3時間で一気に見るのは長すぎる気もするが、質の高い人間ドラマが濃いので目を離せないのだ。
人の爪を10年も愛し続ける杉戸八重が樽見邸を訪ねていくシーンも見所のひとつ。見ている観客も樽見が「犬飼さん」なのか分からないまま進んでいき、もしやの展開に度肝を抜かれる。尋問を受けて堂々と自論を述べる樽見も圧巻。
やや拍子抜けで残念だったのはラストシーン。すべてを闇に葬り去った樽見の意図が描かれていないのであっけに取れるばかりで如何ともしがたい。
mhiroさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-05-23 19:54:32)
その他情報
作品のレビュー数 76件
作品の平均点 7.64点
作品の点数分布
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61317.11%
71823.68%
81722.37%
91925.00%
1056.58%
作品の標準偏差 1.33
このレビューの偏差値 46.38
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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