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ボーイズ・ドント・クライ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ボーイズ・ドント・クライ
製作国
上映時間119分
劇場公開日 2000-07-08
ジャンルドラマ,犯罪もの,実話もの,同性愛もの
レビュー情報
後味が悪いといっても、コレ実話なんですね。実話ベースなら、どんな感想でも、感じるものがあればオッケイと僕は思ってます。
最後の晩、自分がどういう経緯で「男」として生きていくことにしたのかを語るシーン。もう少し突っ込んだ描写があった方がよかったのかも知れませんね。
この映画は性同一性障害に対して、多少の予備知識を必要とする映画だと思います。正常な性意識を持つ人からすれば、性というのは男と女、きれいに2つに分かれるものだと思いますが、実際には、肉体的にも精神的にも染色体的にも色んな性のバリエーションがあるそうです。この映画のティナの障害は、映画でも触れていたように生まれつきのもので、自分の性を女性と自認できない苦しさ、落ち着かなさ、自分の性自認に対する罪の意識、同じような性が周りにいない孤独感、本当に苦痛なもののようです。またそれが理解されない、その結果のひとつが、この映画の元になった話なんですね。
確かに後味の悪い映画ですが、こういう苦しみを持って孤独に生きている人がいる、ということを知るだけでも、救いはあると思います。
おぎさん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-10 05:43:59)
その他情報
作品のレビュー数 121件
作品の平均点 6.32点
作品の点数分布
021.65%
121.65%
221.65%
343.31%
497.44%
51310.74%
62218.18%
73528.93%
82218.18%
975.79%
1032.48%
作品の標準偏差 1.95
このレビューの偏差値 51.78
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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