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《ネタバレ》 良い物を創ろうという製作陣の熱意は伝わってきたのだが、話の内容がどうにもよろしくない。これまでの姫川班の組織捜査の話ではなく、終始姫川さんの単独捜査の話だったことで、面白さが半減してしまっている。やくざと簡単に一線を越えるなど過去のトラウマに悩む姫川主任にはありえないことで、これまで作り上げてきた人物像との矛盾を感じるエピソードがストロベリーナイトの世界観を壊してしまっている。後半の捜査の展開があまりにもあっけないし、姫川班の捜査と和田一課長の告白につながりが見えないのも疑問。全体的に期待にそぐわない内容であったが、映画全体が雨の中、ラストシーンだけが晴れていて、2人の心のインビジブルレインの表現が美しかった。
【ふじも】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-02-02 20:12:44)
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