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チャップリンの独裁者 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 チャップリンの独裁者
製作国
上映時間126分
ジャンルドラマ,コメディ,戦争もの,モノクロ映画,政治もの
レビュー情報
ラストの演説が“目玉”だそうですが、さほどグッと来るものはありませんでした。だって、たとえば今、米国でテロや金成日を批判または皮肉る映画があったとても、何ら不思議ではないでしょ(最近は自国批判もありますが)。また冷戦時代には、ソ連を敵国に見立てた作品が無数にありました。第二次大戦前夜の米英のヒトラーに対する嫌悪感を考えれば、むしろ予定調和的な作品といえるのではないでしょうか。ただし、喜劇としては十分に堪能できます。デタラメなドイツ語による絶叫演説とか、地球儀ボールで遊ぶシーンとか、“ナパロニ”とのやりとりとか。いわゆる風刺画のように、そのキャラの立て方や“笑い”のバリエーションは、まったく古さを感じさせません。チャップリンはアジテーターではなく、やはり偉大な喜劇王だと思います。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-22 07:13:01)
その他情報
作品のレビュー数 206件
作品の平均点 8.19点
作品の点数分布
010.49%
120.97%
210.49%
320.97%
441.94%
583.88%
6157.28%
72612.62%
84119.90%
93818.45%
106833.01%
作品の標準偏差 1.94
このレビューの偏差値 46.81
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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