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こんな傑作の存在を知らなかった自分の不明を恥じるのみ。登場人物は数人に限られ、舞台はほとんど事務所と法定だけなのに、まったく飽きません。映画はシナリオが大事なんだなと、あらためて気づかされます。終盤のどんでん返しには素直に驚きました。
終了後に「結末を人に話すなよ」というテロップが出る映画も珍しいんじゃないでしょうか。それには反しないと思うので言いますが、一番最後のセリフ「先生、ブランデーをお忘れですよ」が秀逸。作品全体のトーンを象徴するような、見事な〝オチ〟でした。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2019-09-30 01:49:08)
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