Menu
 > 作品
 > タ行
 > 太陽の季節
 > 眉山さんのレビュー
太陽の季節 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 太陽の季節
製作国
上映時間89分
劇場公開日 1956-05-17
ジャンルドラマ,モノクロ映画,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
もう爽快なほどのゲス映画。そもそも原作自体がそういう路線を狙ったらしいのですが、これを見て「長門裕之カッコイイ」と思う女性は皆無でしょう。激しい男尊女卑ぶりに、嫌悪感しかないと思います。60年以上も昔の映画にケチをつけるのはヤボですが。
彼らは大学生だと思っていたら、高校生という設定なんですね。ところが高級そうなバーで飲んだり、ヨットを我が物顔で乗り回したり、料亭まで使ってみたり。終戦からおよそ10年を経て、日本の教育はいったい何をやっていたのかと心配になります。
もっとも、当時の東京(銀座?)の街並みの映像は見応えがありました。暗くて汚くて寂しくて、つくづく貧乏だったんだなあと実感できます。「古き良き時代」などという言い方がありますが、こんな時代に戻ることは、物質的にも精神衛生的にも私は御免です。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2019-11-27 03:38:26)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 4.25点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
2112.50%
300.00%
4450.00%
5225.00%
6112.50%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.09
このレビューの偏差値 31.05
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
太陽の季節のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS