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たしかに「衝撃のラスト」でした。後半に登場したケヴィン・スペイシーが、おいしいところを全部持っていった感じ。いったい何が始まるんだろうという緊張感がいい。こういう不気味で知的な狂気を漂わせられる役者は、他にいないんじゃないでしょうか。そういえば「ユージュアル・サスペクツ」も同年の作品なんですね。たいそうなご活躍ぶりです。
ただし結局のところ、犯人の意図がいま一つよくわかりません。愉快犯なのか、社会への恨みなのか、それとも単に狂気なのか。実のところ、ブラピやM・フリーマンを相手にしているというより、その向こう側にいる観客に対して辻褄合わせをしているようで、ちょっと腑に落ちない感じもします。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-08-13 01:46:38)
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