| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 日本の医療系の映画やドラマというのは、どうしてこう天才的に優秀な医者ばかり出てくるんでしょうか。フィクションだからいかように造形しても自由ですが、〝奇跡〟があまりにも簡単に起きるので嘘臭さと幼稚さが漂います。「ブラック・ジャックの呪い」からいまだに解き放たれていない感じ(ブラック・ジャックは好きですが)。
ただし、夏川結衣演じる主人公が亡くなったという設定から始まるのは、ちょっと考えさせられました。当たり前の話ですが、生前の悩みも苦しみも喜びも、あるいは愛情や優しさや感動に満ちた言動も、亡くなってしまえばすべて無に帰すんだなあと。たまたま「日記」という形で生きた証は残され、息子に受け継がれましたが、こんな〝奇跡〟も滅多にないわけで。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-09-10 02:19:06)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |