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三文役者 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 三文役者
製作国
上映時間126分
劇場公開日 2000-12-02
ジャンルドラマ,ドキュメンタリー,伝記もの,小説の映画化
レビュー情報
今ではほどんど絶滅危惧種であろう無頼派役者の生きざまを、淡々と追った作品。特に起伏があるわけではなく、半分ドキュメンタリーとして見たほうがいいですね。
殿山泰司という役者は、けっこう幸せな人生だったんじゃないかなと思います。主役はほとんどないけれど、食いっぱぐれてアルバイトや転職をすることもなく、生涯役者で通したわけで。それに2人の奥さんと2人の血縁のない子どもがいて、この作品で見る限りは大して修羅場もなく愛され続けたようだし。ついでに言えば安アパートながらも赤坂のど真ん中に住めるなんて、今では考えられません。
他の方も指摘していますが、やはり荻野目慶子がいい感じ。いささか冗長な作品ながら最後まで見続けられたのは、竹中直人より荻野目慶子を見届けたかったから。それにしても、必要以上に〝露出〟が多かった。下世話な見方をすると、新藤監督の深作欣二に対するルサンチマンが込められていのかなという気がしないでもありません。
眉山さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-05-06 02:25:35)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 5.25点
作品の点数分布
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1212.50%
2212.50%
316.25%
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6318.75%
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作品の標準偏差 2.59
このレビューの偏差値 51.12
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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