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これは傑作。だいたいミュージカル的な映画というと、それまでふつうに喋っていた役者が突然歌い出したりして、どうしても違和感がつきまといます。しかしこの作品は、歌とストーリーと情感が見事に融和していました。だから違和感はないし、テンポもいいし、何よりネガティブな話でも暗くならないところがいい。聞き覚えのある数々のヒット曲も、この作品のために書いたんじゃないかと思えるほどです。
で、あらためてエルトン・ジョンが稀代の才能の持ち主であると気づかされます。そういう子供に愛情を注げない両親というのが、なんとも皮肉というか運命のいたずらというか。天は二物を与えず、ということでしょうか。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-08-05 01:24:40)
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