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パリは燃えているか のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 パリは燃えているか
製作国米,仏
上映時間173分
劇場公開日 1966-12-21
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,歴史もの,小説の映画化
レビュー情報
「パリは燃えているか」といえば今では加古隆の曲のほうが有名だと思いますが、なんとも大味な映画でした。前半はレジスタンス内の対立みたいなものを描いていたと思うのですが、後半はただ単にナチスを追い出して歓喜する姿ばかり。アラン・ドロンとかどこに行っちゃったんだろうという感じ。自国の歴史を誇りたい気持ちはわかりますが、他国人には飽きます。
ただ着目すべき点は2つ。1つは、パリを支配するナチスの将軍が偉かったということ。この事実は知りませんでした。もう1つは、オーソン・ウェルズが演じるスウェーデン領事の存在。ナポレオンの時代以来ずっと中立を貫き、あの第二次世界大戦時でさえ独仏の調停に入るほどだった同国が、昨今のウクライナ戦争を機にとうとう約200年ぶりにその方針を撤回し、NATO加盟に舵を切ったわけで。第二次大戦より今のほうが、危機感はより大きいということかもしれません。そう考えると、どんより重い気持ちになりました。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-10-27 02:02:23)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 6.22点
作品の点数分布
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7527.78%
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915.56%
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作品の標準偏差 1.36
このレビューの偏差値 43.36
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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